野村証券詐欺事件、社員も加担

証券業界で話題となったのは野村証券の同時多発詐欺というニュースです。

元社員による投資詐欺の疑いということで、元社員の実名を出して野村証券が注意喚起をしたということで異例のことと世間を騒がせました。

『週刊新潮』記事では、中村が野村證券船橋支店のほかに、名古屋支店や高槻支店の営業社員を通じて、野村證券の顧客に詐欺を行っていたことが明かされている。今回、船橋支店の顧客が被害に遭ったのは、中村と関係が深かった野村證券社員のT(新潮記事では「佐藤」)が高槻から船橋支店に配属されたからである。野村證券社員の異動に伴い、詐欺が、西から東に移ってきたのである。

http://outsiders-report.com/archives/1513

西から東にどんどんと顧客に騙しを働いていたようで、極めて悪質な様子が伺えます。

野村證券はこの間、全社員に中村との接触の有無を確認するアンケート調査などを行っているようである。しかし、被害にあった男性顧客には、未だ進捗状況を含め取引履歴以外の一切の情報開示を行っていない。男性顧客は詐欺案件を紹介した営業マンの日報等の開示を求めたが、これも拒否している

http://outsiders-report.com/archives/1513

この野村証券の情報開示をしない姿勢は余計に不安を煽っていると感じます。

野村証券というネームバリューであるからこそのこの態度なのかもしれませんが、証券という金融商品を取り扱う業界にとってこのような事態は然るべき対応が取られるべきだと感じます。

今後こういった詐欺被害に合わないためにも、徹底した社員の教育を再度改めて行うべきでしょう。他の証券会社も人ごとではないこの事態ですが、表立っていたないだけで他にもあるのではないかと勘繰ってしまいます。

投資をする際は必ず慎重に自分でもリサーチをある程度してからするべきなのでしょう。

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